今年もこの時期がやってまいりました!
北摂スパイス研究所で大変お世話になっております「実生柚子」の収穫シーズンです!
箕面市北部に位置する止々呂美(とどろみ)地域で栽培されている箕面の特産品でもある実生柚子。
北摂スパイス研究所の前身でもある「箕面naバル」の立ち上げのきっかけでもあり、お付き合いさせていただき早や10年が経ちます。
接ぎ木の柚子とは違い栽培や収穫に恐ろしく手間がかかろうとはこの時のスパ研には知る由もなかったとかあったとか。
去年は近年稀にみる大凶作でしたが今年は見事なまでの大豊作!ありがたやん!
いざ収穫!、、、がホント大変なんです。。。
地元農家さんのご協力のもと、収穫のお手伝いや栽培・収穫の課題など色々お話を聞かせていただきました。
日々の剪定やお手入れももちろんですが、実生柚子は接ぎ木をせずに育てられるため年々高いところに実がなりこれを収穫するのが一番大変だそうです。
高い木になると5メートル以上にもなりそこに梯子をかけての超危険な作業!
また野生ならではの高い生命力からなのか敵から身を守るための「棘」がめちゃ鋭いんです!
牛革の丈夫な手袋に厚手の作業服、そして地面に落とした枝についたするどい「棘」が足に刺さらないように一昔前のギャル並みの厚底靴!
ここまで完全防備しないと収穫できない実生柚子!大事に大事に使わせていただきます!
茶番はさておき、スパ研のホントの目的は。
無事に収穫作業を終えることが出来ましたが、栽培・収穫の大変さとはまた違った課題もあるんです。
実が大きくて香りが強いことから料亭や仕出しで重宝されることが多いそうですが、色が悪かったり形が悪かったり傷があったりで市場に出ることがないいわゆる「B級品」も少なからず発生します。
以前より銭湯や加工品向けとし流通しているそうですがそれでも全量を出荷できるほどの規模ではなく、かといって収穫しないと翌年の栽培に支障がでるそうでどうしたものかと。
香りも味も最高なのにもったいない!
わずかながらでもお手伝いさせていただければとスパ研ではオリジナルソーセージやクラフトコーラの原料として、またドリンクメニューに使用させてもらい、箕面の実生柚子をスパ研でもっと知っていただきいずれは町おこしにつながればいいなと考えています。
さいごに、収穫や撮影にご協力いただきました「かめの家 https://www.instagram.com/happykamenoie/」の近藤さん!いつもありがとうございます!一緒に箕面の柚子盛り上げましょ!
というわけで。
スパ研で「柚子ソーセージのカリーブルスト(税込680円)」食べて、「まるごと柚子サワー(税込550円)」飲んで、「サワーだけおかわり(税込200円)」追加注文して、お土産にお家で本格クラフトコーラが6杯楽しめる「北摂スパイスコーラシロップ(税込1800円)」と「柚子ソーセージ5本入り(税込880円)」買って帰ってねーーーっという素敵な物語をお届けしました!