スパイスをおいしく食べていただくために。そして、スパイス料理がもっと日本の食卓に並ぶように。
私たちは日々スパイスの可能性を追求しています!
いつも新鮮な状態で使えるように、仕入れをこまめに行い、常に香り高いスパイスをストックしています。
インドで作られた厳選のスパイスを大阪の「サルタージ」から仕入れています。
温度変化から香りを守るため、24時間温度・湿度が保たれたスパイスルームで保存して、使用しています。
メニューに合わせて挽いたものとそのまま乾煎りしたホールスパイスを使い分けています。
スパイスとの出会いは90年代後半の大阪でした。音楽学校の近くのカレー屋さんで食べたスパイスカレー。その食べたことのないパンチのある味に衝撃を受け、それからスパイスを買っては家で自作する日々が始まりました。そのころは、まさか自分がお店でカレーを振る舞う側になるとは思っていませんでしたが(笑)。北摂スパイス研究所では、スパイスをいろんな人に食べていただきたいので、素材の旨味や甘味を引き立てるスパイスの使い方を意識しています。
僕は音楽の仕事もしていて、NAYUTAというバンドでギターボーカルを担当しています。楽しく実験しながら活動しています。味覚と聴覚はどこか近い感覚な気がしていて、カレーを作りながらも、ハイとかローとか、リズムとかそんな言葉で味を表現しています。食材の味がまずあって、それをスパイスを使って整えていく、音楽でいうとミキシングしていく感覚です。曲からイメージするカレーをつくるイベントもやっていたり、作り方は少し独特かもしれません。グルーヴィーでメロウで、ときにロックなスパ研のカレーをぜひ食べに来てください。